OS/2 WARP 導入大作戦

~前回までのあらすじ~

数少ない趣味が週末の秋葉原巡回という悲しいデブヲタのKou-shiくん、先週末も秋葉原を巡回していたところ、定価が10万円以上するかつてのサーバ用OS、OS/2 WARP Server Version 4が7,000円で売られているのを発見。以前からOS/2 WARP4を一度使ってみたいと思っていた彼は即Get。後でこのOSが実はWARP3という一つ前のバージョンをもとに作られた物だということを知ったが、そんなことはお構いなく、好奇心の赴くままに弄ぼうとしたKou-shiくん、しかしエミュレータ上ではうまく動かず、途方に暮れるのであった。

三週続けていってしまった秋葉原。今回の目的は、OS/2 WARPが動くマシンを探すこと(何やら本末転倒している気がするが)。一応ターゲットとしているのは適度に古い(486DX2~Pentiumぐらいまで)Thinkpad。予算は1万円。オークションでだいたい相場を見てからいざ出陣。

ところがなかなかこれはと思うマシンは見つからない。オークションの相場より高いんだよね。しかもあまり面白そうなものはない。せっかく来たのだからオークション相場より多少高くても買って帰ろうと思っていたのだが、古いマシンはどこも処分済みなのかね。

と思っていたら、ある場所でThinkPad530csを発見。これはA5サイズのサブマシンで、持ち帰るにも良い大きさ。値段も8,000円と、オークションの相場よりは高いが予算内。オークションは送料などもあるのでまあ良い勝負だろう。購入決定。店員の態度が微妙にむかつくが、まあ秋葉原の接客業なんてこんなものだ。他では使えないヤツなのだからしょうがない。と思いながら立ち去る。

さあ帰ろうと駅に向かって歩いているときにふと思い出す。このマシンをなぜオークションで購入しなかったのかを。そうだ、このマシンはFDDが外付けなんだ!FDDがないとOS/2はインストールできない。慌てて確認したが、やはりFDDはない。がーっ。一気に落ち込むが気を取り直して外付けFDDを探す。そこはやはり秋葉原。近くの露店であっさりThinkPad用の外付けFDDを発見。でも価格は4,000円。予算オーバーとのダブルショックで肩を落として帰る。

さて早速導入。細かいことは省略するが、とりあえずインストール用フロッピーを50枚用意するのは苦行だったということだけは記しておく。で、数時間後、やっとインストールできたThinkPadを見てふと思う。そういえばサーバー用のプログラム類が全く入ってない。どうやらインストール用フロッピーではWARP3部分しかインストールしてくれないらしい。うー、TCP/IPサポートなんかもサーバー関連に入っているのでこのままではインターネット接続すら出来ん。CDが、CDが読めなければ…。(来週に続く)

ついでに書くと、この後もう一度エミュレータへの導入を試みたところ今度は成功、サーバ関連のプログラムも導入できたので、実機への導入は必要なくなってしまった。またむだ遣いしてしまったよ母さん。あなたが「ボーナスが出たら仕送りぐらいしろ」と言った気持ちも少しわかったよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA