デスペラード ★★★★☆

恋人を殺されたギター奏者Mは殺し屋となり、恋人を殺したブッチョを探していた。とある酒場でブッチョの情報を得たMは、自己の目的のため、そして未来のためにブッチョをぶっ殺す。久しぶりに凄まじいガンアクションを観た。
高校の頃この映画の宣伝を見た覚えがあり、そして今の今まで肝心のタイトルを忘れていたんだが今回観て鮮烈に思い出した。当時映画を見始めたばかりでハリウッド系大作アクションを好んでみてたんだが、それがかすんで見えるくらいのガンアクションの凄さ、これは絶対観んといかんだろうと思いながら当時は観ずじまいだったのである。たぶん地方まで配給がなかったし。
ハリウッドガンアクションの御都合的な部分(主人公は絶対急所に当たらない、主人公のショットは当たるが敵のはハズレる、など)は初めから考えない。ガンアクションの要は派手さよりも緊迫感。御都合部分を考えてたらそもそも緊迫感なんて生まれない。
この映画はジョン・ウーの派手さとタランティーノの緊迫感があわさったような、凄まじいガンアクションなんである。タランティーノは出演しているものの、むしろジョン・ウー的エッセンスの方が濃い。弾はガンガンに撃ちまくるし、ここぞの一対一は緊迫感抜群。
でもまあ、こういう映画を続けざまに観てるとだんだん飽きてきて、また受けつけなくなりそうだから、たま~に観るのが一番適した映画の種類なんじゃないかと思った。

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