アーセナル 2 – 0 ロコモティブ・モスクワ
結局アーセナルは3試合終わった時点の勝ち点1(0-1-2)から、その後3つ勝って勝点10となりグループリーグ首位通過といい具合に収まった。特にこの試合ではヴィエラが復帰し、ジウベウトとのコンビではかなり中盤にしっくり感がある。そのため決定的に押し込まれるという状況がほとんどなく、両SBも効果的に攻撃参加し、実にアーセナルらしい奪ってからの速攻、早いパス回しからのスペース作りを楽しむことが出来た。
一方インテルはラスト3つでいい結果を残せず3位となりUEFAカップへ回る。その間監督解任やヴィエリ不振など、まあ不運な敗退なんだろう。
他にも最終節には劇的な試合がいくつかあった。前に書いたクラブ・ブリュージュ – アヤックスも激闘だったし(この試合だけ見ても凄かった)、PSVは最終試合で逆転が見えたもののデポルティーボの底力をみせられ、スパルタ・プラハはポボルスキー様々、意外な勝ち抜けはいくつかあった。
シュツットガルト VS チェルシー
FCポルト VS マンチェスター・ユナイテッド
レアル・ソシエダ VS リヨン
セルタ・ヴィーゴ VS アーセナル
バイエルン・ミュンヘン VS レアル・マドリー
スパルタ・プラハ VS ACミラン
デポルティヴォ VS ユヴェントス
ロコモティブ・モスクワ VS モナコ
第1戦- 2月24日、25日
第2戦- 3月9日、10日
主観でランク分けすると
1 マンチェスター・ユナイテッド レアル・マドリー ACミラン ユヴェントス
2 チェルシー アーセナル バイエルン・ミュンヘン デポルティヴォ
3 シュツットガルト FCポルト レアル・ソシエダ セルタ・ヴィーゴ リヨン モナコ
4 スパルタ・プラハ ロコモティブ・モスクワ
スタメンのポテンシャルだけ見るとアーセナルはもちろん、シュツットガルト・チェルシーも十分いけるだろうが、バックアッパー・一発勝負の運不運なんかを考えるとこうなった。
てことで決勝はそれまでの組み合わせにもよるが、マドリー – ユナイテッドあたりでいきそうな感じ。アーセナルはベスト8で御の字です。