コンピュータリテラシーとは?

どうも。ごぶさたです。

突発的に話を振り、かつ先週月曜日(5/26)放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」を聞いているものとして話を進めますが、あのオープニングトーク、間違いがあります。永田プロデューサーの祖父、永田雅一氏がオーナーをしていた大毎オリオンズは、大映ユニオンズと毎日オリオンズが合併してできたチームです。毎日オリオンズが第一回の日本一になったとき、永田オーナーは大映スターズのオーナーです。つまり優勝していません。もちろんその時の監督は西本さんではなく、毎日は湯浅総監督、若林監督兼投手という体制で優勝しています。

西本監督が率いて優勝したのは大毎時代の’60年。この時のオーナーは永田さんですが、この年の日本シリーズでは三原監督率いる大洋にまさかの四連敗(しかもすべて一点差)をしています。その際、西本監督が満塁の場面からスクイズをやって失敗したのを永田オーナーが責めて西本監督と口論になり、史上初めて(そしておそらく唯一の)リーグ優勝監督の解任をしました。西本監督の恨みとはこのことですが、この時日本一にはなっていません。伊集院さんは先ほどの毎日オリオンズと記憶が混同しているのでしょう。

ついでに書くと、西本監督はこれ以外にも、8回か9回日本シリーズにでた(つまりリーグ優勝した)にもかかわらず、一度も日本一になれなかったため、悲運の名将と呼ばれています。以上うんちく終わり。

上のうんちく、全く資料に当たっていない(記憶のみに頼っている)ため、間違いがあるかもしれない。もし見つけたら、「こいつも自信満々で書いている割には脇が甘いな」と馬鹿にしてくれ。

先週の金曜日、出身大学のゼミの先生(中嶋先生)の研究室に遊びに行った。

先生、定年まで後2年だというらしいのに、大学の教養教育についていろいろと悩んでいるらしい。一応俺の意見(俺も一応大学生だし。といっても先生は「社会人の意見」として聞いていたが)も参考になるかなと思って少ししゃべらせてもらった。その中でちょっと引っかかったのが、文系学生に教えるコンピュータリテラシーについてだ。

先生の話によると、未だに「ワードとエクセルの使い方」を教えてコンピュータリテラシーとしているところが多いそうだ。今更特定ソフトのHow toを教えてどうするんだと俺は思うんだが。先生は、デザインを競わせることによって自分でソフトの使い方を覚えたり、アーキテクチャに振り回されないデザインセンスを学ぶ、ということをやりたいようだ。

しかし、俺が思うに、わざわざ大学で学ばせるのだから、HowよりWhyを重視しなければならないのではないか?例えば、メールをやりとりする場合、通常はテキストメールで送り、HTMLメールを送ると場合によっては嫌われる。これはなぜか、ということを考えさせなければ、単純にHTMLメールは出さないと言うルールを覚えさせるだけで終わってしまい、その背後にある、様々な通信環境を想定しなければならないこと、ウイルス感染はどのような経路で発生するのかを連想して考えることができなくなってしまう。ワードとエクセルにしても、これらのソフトが主に使われる理由を考えさせることで、リプレースが難しいというソフトウェアの特徴や、マーケティングの話まで考えさせることができるのではないだろうか。

まあそんな簡単じゃないんだろうけどね。大方の学生は教養に対してそんなにやる気もないだろうし。

個人的な話や短いネタ、通信教育の勉強に関しては別サイトで書くことにしました。

こうしの日々是勉強

こっちはもうちょっと大きなネタの時に書こうと思います。

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