愛するものを傷つけられると言うこと

改めまして、あけましておめでとうございます。

昨年は仕事、私生活ともに、まさに「停滞」という言葉がふさわしい一年でした。今年は一歩進めて「逃避」へと突っ走りたいと思います。

さて、正月休みもあっという間に終わり、まただらだらと会社に通う日常が戻ってきたわけだが、そんな日常が(一部の人にとって)ぶっ飛ぶニュースが入ってきた。これ。

まちがった。これ。

まあ他の管理人を含めてここを見る人たちのほとんどはスルーするニュースだと思うが、最近「モーニング娘。」を濃いファン(通称「モーヲタ」)のサイトを通じて観察するのが日課となっている俺にとっては大事件。

あ、一応俺の「モーニング娘。」に対するスタンスを書いておくと、誕生当初は、そのアイドルなり損ない(オーディション負け組だし)のグダグダ感と田舎臭さが俺のB級好きな部分にヒットして結構好きだった。ちょうど東京に出てきたときで、同郷が何人かいたのも気になったし。その後無事アイドルへ成り上がり、後藤真希加入で一気に人気になったあたりで「もう俺の時代は終わった」と思って離れた。

その後人数が増えたり減ったりASAYANが終わったりしてかなりどうでもいい存在になっていたが、ある時たまたまあるモーヲタのサイトを見たとき、各メンバーのキャラクタをディフォルメしてネタにした、そのサイトの内容が俺の中で大ヒット、それ以来「モーヲタの視点を借りておもしろがる」というのを基本スタンスに変えて今に至っている。特に後藤真希脱退発表の時に見つけた、アンテナサイトを中心にしたモーヲタ系テキストサイトコミュニティを今では巡回対象としている。

えー、前フリが異常に長くなったが、早い話が今回もこのコミュニティを巡回してこのニュースを知り、それから他のサイトを集中的に見て回ったわけだ。ただ今日は仕事も忙しかったためにざっと眺めた程度だが。で、そこで感じたのは、「なんかやたらと拒否反応があるなあ」ということ。こっちから見れば、紅白出場アイドルと紅白出場アイドルグループを合体させるなんて無茶なことやるなあと面白がってみる程度の事だと思うけどね。これは後藤真希脱退(卒業と書かないと怒られるかな)の時にも思ったけど。

ただいろいろなサイトを読んでいると、どうもモーヲタの世界にはモーヲタコミュニティで育まれた「モーニング娘。」についての物語があり、それが壊されるのに対する拒否反応というのが大きいようだ。先の後藤真希の件にしても、モーヲタコミュニティの中では、後藤よりも同時に発表されたグループ内ユニットの「タンポポ」が再編されてオリジナルメンバーがいなくなると言うことの方が大ニュースだったようだし(このグループは結成、活動の過程が特に物語として愛されていたらしい)。

ふーん、そんなものなのかなあと思いつつTVをつけてみると、漫画家の倉田真由美が「野球の危機」についてインタビューに答えていた。何故こいつが?と思いながらちょっと見てみると、彼女曰く、「女性はルックスで見る」、「野球選手は格好良くない」、「サッカー選手は格好良い」などと言い出したため5秒で電源を切る。

なんじゃそりゃ?格好良ければ何でもいいんかい!そんなバカ女はジャニーズ見ろ!そのコンサート以外は球場に来るな!くらたまsね!

えー、実によくわかりました。好きなものを傷つけられたらどんなに憤慨するかが。これからも精進して他人の心がわかる人間になります(と道徳的に終わってみる)。

でもやっぱり普通の女性は野球だろうが何だろうが顔から入るんだろうな…。男も変わらないしな。あーあ。とりあえずムルアカがんばれ。打倒ボブ・サップ(投げやりに)。

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