殺人遊戯 ★★★★☆

鳴海昇平シリーズ第2弾。大物組長を殺した鳴海は、数年後その組長の秘書と娘に出くわす。秘書はあるヤクザの組長のスケに、娘はキャバクラで働いていた。そこにその組長と、組長と敵対する組の組長から、同時に殺しの依頼が入る。
「最も危険な遊戯」ではあくまでクールで、殺し屋としての顔しか見せなかった鳴海昇平。今回は物語の冒頭でチンピラのようなのらりくらりとした表情を見せる。また松田優作作品ではしばしばヘボい脇役として登場する阿藤海が、今回は鳴海の子分のような役で、しかも後半は鳴海と一緒に戦ったりする。しかしねぇ、「最も危険な遊戯」では鳴海が殺したヤクザの組の組員だったような・・・。まあその辺は気にせず。
・・・・はっきり言って書くことはない。優作だからだ。もう十分楽しめるということだ。相変わらず演技・役作りに真摯で、それだけにかっこいい。

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