マトリックス ★★☆☆☆

コンピューター関係の会社に勤務する普通のビジネスマン、○○はある日自分が狙われていることを知らされる。思いつくフシはハッキングぐらいのもんで、命の疑いには及ばない。しかし事は彼が思い描く「現実世界」とは別の「現実世界」、真の生身の人間が生きる話の事だった!本当の現実世界と、現実だと思っていたマトリックス、これが虚構と現実を徘徊するような話だったら面白そうだが・・・・。
コンピューターグラフィックスによる視覚効果をフルに活用した作品として話題になった。確かに素晴らしい。グニャグニャ動いたり止まったりオーバーラップしたりと、まあすごいすごい、ハイハイってなもんで、こう言いたい。「てくのろじいとかいうもんをみるためにえいがみてるんじゃあないよ」
つまり、・・・・・話がものすごぉくつまらんのである。どうしようもなくつまらんのである。その上さらに”俺のつくったテクノロジー”オナニストがいたらしく、その映像は目も当てられない。
わざわざ凄さを見せるためにカラテだか拳法だかの組み手や対決をかなり長まわしで見せて、あからさまに「この動きすごいだろ?!」というオーラをバシバシに感じるのである。それはいいって。ブルース・リーがやってるから。しかもテクノロジー無しで。
ストーリーも単純きわまりなく、裏切り、展開、帰結まであからさまに読める。気付いてしまうとこの映画は退屈なだけ。見ないがマシだった。
世間一般論に流されてはいかんとはこの事か。

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