旅路ニ季節ガ燃エ落チル



fOULとダイノジで有名な、大分県は湯布院に行ってきた。初大分だったが良い温泉場であったと思う。

大分の人は話し方が広島あたりに似ている。「~だけえのう」を多用していた。

あとこれは東京で生活し、また改めて九州に帰ってくると思うことだが、本州では意外と、ていうかほとんど「柚子こしょう(柚子ごしょう)」の存在が知られていない。湯布院でも柚子やカボスをつかった辛味を扱う店が多かったが、本州ではあまりメジャーではないのかも。

柚子コショウというのは青唐辛子や赤唐辛子を練ったものに柚子を混ぜた香辛料で、ワサビやカラシのような辛味以外に変な味がついているのではなく、爽やかな辛味を持ち味とする。オールマイティに使える香辛料として七味唐辛子とタメを張るであろう。例えば七味唐辛子が得意とするうどん・そば、苦手とする刺身、両方とも柚子コショウは相性最高であるし、刺身には何も考えずワサビをつける人が多いが、これからのトレンディは柚子コショウだ。マイ柚子コショウ。マイ柚子コショウを常とするべし。

レミングスの攻略

1.はじめに
2.パスワード
3.ステージ攻略
4.エンディング集 (激重い)
5.後書き
更新履歴
2002.11.11 TAXING LEVEL 04 (作成開始)
2002.11.13 TAXING LEVEL 10
2002.11.18 TAXING LEVEL 20
2002.11.20 TAXING LEVEL 24
2002.11.22 TAXING CLEAR!!!
2002.11.25 MAYHEM LEVEL 8
2002.11.27 MAYHEM LEVEL 14
2002.11.29 MAYHEM LEVEL 20
2002.12.04 MAYHEM LEVEL 30
2002.12.12 SUNSOFT CLEAR!! (ALL CLEAR)

COWBOY BEBOP 天国の扉 ★★★☆☆

スパイク・ジェット・フェイ・エド・アインが色々奮闘する話。
えー本作はアニメ「COWBOY BEBOP」の劇場版だから、仮に本作を見るのならば事前にアニメ本編全26話を見ておくことをオススメします。つーか本編見てなくてこれが最初て人はあまりいないか。
自分はCOWBOY BEBOPのアニメ本編をとても楽しく見ることができて、それとの比較になってしまうのだが、まず4人+1匹が普通にあれこれやってる、そしてBIG SHOT(賞金稼ぎ番組)がまだやってることから、劇場版は本編で言う Session23 「ブレイン・スクラッチ」より前の話だと推測できる。
それだと終末に向けての重い話になる前の、どちらかと言えば冒険活劇的ひとつのCOWBOY BEBOP話としてみるのがまあ、適当なんだろう。そう考えると特にノリ的な矛盾は感じない。終末を迎えるのはこの後だからだ。
ただ劇場版という大体120分ぐらいの決まった尺があって、それに合わせてCOWBOY BEBOPを作ってみた結果、それはCOWBOY BEBOPではなく登場人物がキャラクターとしてのしかるべき行動をただやっているだけの、ふつうのアニメ映画のようになってしまっていた。
その原因は一番がテンポ。本編の30分という時間に濃縮されたものがBEBOPのテンポであって、それが120分になるとなんかまどろこしい、ダルい感じになる。
本編の終末、スパイクVSヴィシャスのあっさりとした決闘が印象強いだけに、やはりテンポの悪さというか、余計な尺稼ぎは気になる。でもまあファンムービーとして考えればこれもまたアリなんじゃないかと。

ドラえもん のび太と鉄人兵団 ★★☆☆☆

鉄人兵団とドラえもんらの対決。
根本的な問題であり、それがかつ非常に重大な問題であるからどうしようもない。ドラえもんのメインキャラ5人がそれぞれ話すたびに
ドラえもん  = 大山のぶよ
のび太    = コナン(未来少年コナンの)
スネ夫    = 本官さん(元祖天才バカボンの)
ジャイアン  = ジャイアン
しずかちゃん = しずかちゃん
こういう感じに脳内で変換されてしまう。特にドラえもん=大山のぶよが最悪で、リアル大山のぶよの感じ悪さを知っているだけにここが一番つらい。「ドラえもんのうた」は「大山のぶよのうた」に変換され、濁声のおばさんがおもしろソングをレコーディングスタジオかなんかで録音している様を想像し爆笑、もうそのころには「ドラえもん のび太と鉄人兵団」どころではなくて、大山のぶよが9割方脳内を席巻していた。
だから感動的なストーリーにもあまり乗っかれず、正直全然面白くなくて、その面白くないのにまだ見てるという状況が一周して逆におもしろくなったり、途中大便意がきてトイレに行ったのだがその時も一時停止せずに垂れ流し、トイレの中ではゴルゴ13のスハルト政権転覆物語を読んでいて、トイレから戻ったら終わってた・・・て感じ。でも、まあいいか。みたいな。
すごくおもしろかったです。

ビッグヒット ★★☆☆☆

ヒットマンの四方山話。
一言で言えばくだらない。くだらないの種類も色々あるが、この映画のくだらないはココロのボスが「クーダラナイ、クーダラナイ」と言う、その「くだらない」。
お前に弾当たらなすぎ・お前の弾当たりすぎ・お前ら軽々しく人殺しすぎ・お前AV見すぎ・お前馬鹿すぎ・キングコング2にこだわりすぎ・復活しすぎ、~しすぎがたくさんある映画で、こんなのを真剣に見てはだめだ。適度に笑い、適度に緊張するぐらいでいい。
その緊張の部分だが、ゲロ吐き親父が酔っぱらって絡むシーンの駆け引きは見応え合ったよなんか知らんけど。

包囲攻撃

人類の歴史は戦争の歴史であるが、それを包囲攻撃の変化から見るとおもしろい。

そもそも単なる縄張り争いであった人と人の戦いが、居を構えそれが発展し、城と城(実際には人と城)の争いへと変化していった。これが包囲攻撃用兵器の登場の序である。

初期の包囲攻撃用兵器は、そういった人と城の争いで人の攻撃をサポートする役目であった。それは城側の兵士を投擲で牽制したり城を攻める兵士を遠目から攻撃するためである。

そして城や砦が強固なものとなり、最早人に破れなくなった時には包囲攻撃用兵器と城の城壁の厚さの戦いと変化する。この段階ではこれまで圧倒的に有利であった城側の兵士も包囲攻撃用兵器の進化でその優位性もなくなった。たとえば弩や梯子車の登場である。

この頃の包囲攻撃用兵器は、主に てこの原理や張力を利用したエネルギーの反動を用いた投擲兵器であった。

次に10世紀ごろ火薬が登場しこれを利用した包囲攻撃用兵器が生み出された。後の大砲である。初期の大砲は命中率も射程距離も投擲兵器に及ばず、どちらかといえば威嚇目的の武器であり、16世紀頃まで主流は未だ投擲兵器だった。

大砲が攻城戦の主役となった近世頃、城や砦もこれまでのような城壁重視から変化せざるを得なくなった。この頃の大砲の命中率や破壊力を考慮すると城壁自体は最早意味をなさず、それ以上にどれほど敵に対し大砲攻撃ができるかが重要となったのである。これにより城の形態も高く厚くから低く多くへ変化していった。

そして19世紀から20世紀初頭、主役となったのは戦車である。戦車は城壁の重厚さと大砲の攻撃力を併せ持った包囲攻撃用兵器として一気に普及した。このため戦争の形態も城での攻防より地上戦でどれほど優位に立ったかが戦局を左右する要因となった。地上戦における砦はこれまでのような城壁型ではなく、地上戦の塹壕型へと変化していったのである。

現代ではGPSを利用した巡航ミサイルが包囲攻撃用兵器の流れをくんでいるとされるが、これはあまりにも射程距離や命中率が高精度であるから、保有による威嚇の側面が強い。

このように包囲攻撃用兵器の歴史は

投擲兵器→大砲→戦車→巡航ミサイル→かぼちゃ投げ選手権

戦争形態の歴史は

人と人→人と城→道具と城→道具と道具→道具による威嚇

へと変化していった。これは他の兵器についても言えるのかもしれないが、包囲攻撃用兵器はいつの時代も戦いにおける主要な武器として活躍したのであるから、その変化とともに考察してみるのもおもしろいのである。

メメント ★★★☆☆

直近の記憶はすっかり忘れてしまうという設定のおっさんが探偵ごっこする話。
ここは正直に書こう。よくわからん。正確には、わかろうとする努力をしなかったと言った方がいいかもしれない。
本作は主人公の「記憶ズッポリ抜け」という設定を活かして、恐らく時間の流れに沿って撮影したであろう映像を色々ちょこちょこぶった切って、過去と現在が交錯していくように編集してあると思われる。
なのでまず冒頭で結末の未来(これも適当な表現かどうかわからんが)を見せて、徐々に過去から繋いでいって最後に実はおまえの妄想探偵ごっこに付き合っただけ、という終幕(←この衝撃的事実も野郎はすっかり忘れとる)。これであってんのかな。まあどうでもいいや。
で、最初に書いたとおりよくわからん。よくわからんもんはよくわからん。感じとしてはユージュアル・サスペクツの流れをかなり濃縮還元した感じ。
仮にこういうのが新感覚映画として流行ってしまうとそれはそれで映画を見るのが一苦労になるので困る。スナッチパルプフィクションぐらいがちょうどいいね。

ハイ・フィデリティ ★★★☆☆

音楽オタクの男が過去に振られた女性達にお礼参りの旅に出る話。
「ゴーストワールド」の強い印象が残っているすぐ後ぐらいにこの映画を見たので、非常にだるかった。その理由はゴーストワールド→この映画見る、を参照。
主人公の発言で「人間の上下てのは、その人の人間性でなく価値観の合致に起因する」みたいなセリフが意図的に使われていたが、これが象徴するように主人公は音楽というフィールドで差別意識を持っている音楽オタクだ。彼には彼なりに自分が愛する音楽は格好いいものであり、格好いいやつしか聴けない音楽であるという崇高な意識がある。
そしてそういった選民意識を根本にした発言を観客に語りかけるようにまくしたてるものだから、前述したゴーストワールド後の余韻があるととてもまどろっこしい。
つまりああまたこれ書くのか、俺は音楽オタクではないが彼らの気持ちはわかる。だから説明はいらないのです。しかもそれがゴーストワールドという触媒で増幅された後だったから、なおのこと感じるものが大きかった。
しかし本作の場合は主人公が徐々に呪縛から解放され、最後にはなんだっけか、、、「サマーソニックバイブレーター改めなんとかアンドおよねーず」みたいな極めて破壊的なバンド紹介までやってしまって、そのラブソングに乗っかり、自分本位でない「あいつが聴いてよろこびそうな俺テープ」を作ったり、要するに善良なオタクとしての新しい道を開けていったのは良しとしよう。もしフェードアウトだったら、ゴーストワールドと併せ技で見ているこっちがダブルKOだった。

TUTAYAレンタルその後

一回につき10本までという制限があったので、結局一回目と、一回目を返しに行った二回目で合計20本

【一回目】

UEFA CL総集編 2000-2001

楽しいムーミン一家×8

メメント

実際観るやつはメメントだけで、後は録り置きでムーミンとサッカー。一日で返却できた。店員の話では一回につき10本という制限なので、何回でもトライすれば何回でも借りることは出来たっぽい。だからそれを利用してたとえば「西部劇買い占め」とかやって現代のカウボーイ達を困らせて楽しんだり、陰湿な遊びもできたが、それは思ってすぐ消えた。買い占めじゃなくて借り占めか。

【二回目】

COWBOY BEBOP 天国の扉

KAMIKAZE WAR

ビッグ・ヒット

ゲット・ショーティ

スケバン刑事(劇場版)

ドラえもん のび太の鉄人兵団

ダウンタウン ホラー 大魔神怒る

ヤコペッティの世界女族物語

ヤコペッティの残酷大陸

ハイ・フィデリティ

名無しに教えてもらったやつと100円ぐらいでしか借りる気しないやつ。こういうのに意外な名作があったりするからおもしろい。

しかしよくやるわこんなセール。前から思ってたけど、レンタルビデオのFCてその店舗オーナーは投資回収できるんだろうか。いやこれが個人となると自然にぶっ潰れるかAV重視(←これが一番多いね)・セル重視とかに変身すればいいんだけど、FCだとそうもいかんでしょ。やっぱオールマイティーな感じになると思うのよね。

通常ハリウッド系のビデオパッケージに書いてある正規の小売価格が一本12,000円ー20,000円ぐらい、八掛けとして10,000円ー15,000円。新作と旧作になってからのそれぞれの回転率平均とかは知らんけど、新作で10回として旧作(200円)と100円セールで30-110回、まあ総合して60回としようや。一本につき平均60回借りてもらう必要があるのか・・・。これどうよ。どうなんでしょ。以上はすべて妄想であって根拠はなんもないが、なんかあんまりうまく行かない気がする。

そもそもビデオパッケージ一本の正規価格がとてつもなく高いのは子供の頃から疑問だったなぁ。最近になって廉価版(3,980円ぐらいの)も出てきたけど、前は一万数千円で統一されてた。この価格帯でレンタルビデオ屋は仕入れているのだろうか。それとも裏のからくりか。内部を知らないし、それについての詳しい情報も見たことないので全てが推測の域を出ない。でも今日び旧作を一本400円で借りる奴はあまりいない。通常で一本200円、セールで100円、このへんの価格でシノゲないとこれからやってくるであろうビデオオンデマンド(家のテレビで見たい時にダウンロードすることがかなり身近になった感じ)には市場自体が対抗できんよな。

話は戻して、ウザかったのがここぞとばかりに新規会員登録+手元には1本という輩の多いこと。そのせいでレジが大変混雑していた。その一本もどうせ「メリーに首っ丈」とかだろう。よくわからんが。もうこの際100円レンタルの時は新規登録なしで、日頃の会員サービスとしてやった方がいいかもしれない。どうせこのタイミングで会員登録するような輩は今後も100円の時しか来ないしさ。

偉そうに書いてるが、普段は5本1000円でしか借りないです。ごめんなさい。