<%@page import="java.sql.*"%> <%@page import="atmarkit.MyDBAccess"%> <%@page contentType="text/html;charset=EUC-JP"%> WC2002終了
WC2002終了

準決勝 二試合

対戦 感想
ドイツVS韓国 アウェイであるほど燃える。試合前いろんな解説者がそう言っていたように、燃えるというかドイツはテーハミングにまったく動揺していなかった。

そうなるともうドイツペースで試合が進むのも仕方ない。しかしあのバラックの一点がもし決まっていなければ・・・。今大会一点は取れるがそれ以上は取れないことが多い(あまり取りに行かない)ドイツが型にはめて、勝ち。
ブラジルVSトルコ この試合でも守備と中盤はかなり安定していたトルコ。特にリュシュトゥは好セーブ連発。それをロナウドのトゥキックが破いた感じ。ブラジルにファンタジスタはいないが、スーパーストライカーは3・4人いる。それがすごく感じられた。

しかしトルコ、ブラジル相手にまったく引かず、逆にトルコが超攻撃的な姿勢になってブラジルが受けてカウンター狙いという試合、まったく互していたトルコサッカーはすごかった。ただハサンが暴走しなければなぁ・・・。トルコにもチャンスは十分あったが、やはり試合巧者・経験でブラジルが圧倒、ブラジルの勝ち。

三決

トルコVS韓国 試合前情報で、両国が友好国であるということで露骨にブーイングをしてこなかった韓国人ども。これどういう試合になるかなーと見ていると、開始10秒でハカンの初ゴール。一応WC最短ゴール記録らしい。この不意をつかれたゴールがきっかけとなってかどうだか、DFラインにいつものしっかり感がない。

トルコはいつものように中盤をつないでタイミング見て攻撃をしかけていたが、この試合では前線二人で点を取りに行く形が多かった。実際それで全部決めたし。

トルコ3位決定。

決勝

ドイツVSブラジル 前半はドイツの流れ。バラックがいない分、ノイビルが走り回ってパスの起点になり攻撃を組み立て、と同時にマンマークのジウベウトシルバだったか、誰か忘れたけどそこのボランチをうまいこと外して攻撃がつながっていた。これはブラジルしてやられたかも。ただこの試合では、というか決勝Tから試合を重ねるにつれて3バック、とくにルシオががんばってた。

後半はね、まあ綺麗だったなぁブラジルの攻撃。一点目はドイツのミスからにしても、2点目の流れはすごかった。得点王はロナウドだったけど、やっぱMVPはリバウドじゃねぇかなぁ。チームを支えたってのがでかい。

ブラジル優勝。

まず全体として印象に残ったのは、やっぱ64試合つーか、32カ国同時の試合をあの期間て多いだろと。

フランス・アルゼンチンが早々にポシャったのはクラブチームでの疲れが残っていたからと方々で言われていたが、それだけでなくスペインやポルトガルやイタリアが、WC半年前から国内リーグ中止しすべて代表選にかけてじっくりチーム作りをしたという韓国にしてやられたというのもなんだかなぁ。なんだよ最後はスタミナと気合い勝負かよ、って。

そういう意味では現時点で、世界最高のサッカー大会はUEFA(ヨーロッパサッカー)系のやつになるのかも。強豪と言われる代表チームの選手は多くがUEFA圏にいるし、それらのクラブチームのスケジュールはほぼ同じ、また強豪は強豪で実質国内リーグ戦用メンバーとその他メンバーの2パターンもっている場合が多く、チームコンディション的には今回の韓国のようなことはまずない。

たとえばチャンピョンズリーグのベスト16あたりからの顔ぶれ見ても、そりゃもうおもしろくないわけがない。正直今回のWCのベスト16のメンツと比べると、実際チャンピョンズリーグの方がワクワク感でかいよね。チーム単位で見ても、たとえば各リーグにおける強豪クラブチーム、レアルとかインテルとかマンUとか、スターばっかりだし。そりゃおもろいさね。

ただWCの良さというのはただハイレベルサッカーを見るてのではなくて、普段見ないチームのサッカーを見れるということ。その点今大会のトルコサッカーは俺にとってすごく印象深い。初戦のブラジルートルコ戦からもうすっかり魅了され、滑り込みで予選リーグ突破したときはほんとうれしかったし、ラウンド16での日本戦、日本のみなさんには悪いが正直俺はトルコを応援していた。マジで日本負けろぐらいのことは思っていた。その結果3位になってくれて、ほんとうれしい。

ド素人の俺が言うのも何だが、トルコサッカーのおもしろさというのは、なんつうか速いパス回しで中盤を巧くつなぎ、間隙を縫って両サイドとかバシュトゥルクあたりにパスを出す速攻、その様がすごく綺麗でかっこよく、しかも個々の選手のレベルが高いと。あとチームとしてバランスがいい。ポジションに穴がないというか。特にGKリュシュトゥは好セーブ連発。マルコス・カーン・リュシュトゥ、ベスト3チームのキーパーはどれも同じくらい凄かった。

そしてその守護神たるGKと堅い守備を前提として、基本的に攻撃的なチームであること。FC東京現監督の原博美が大絶賛してたし。原博美て人はスペインサッカー大好きで、FC東京のチーム方針も「2点取られていいから3点取れ」みたいな感じで、それがうまくいってJの序盤では好成績だった。確か初戦のアントラーズ戦でボコボコにしたんじゃなかったかな。要するに攻撃サッカー大好きなサッカー人も認める攻撃チームなのですよトルコは。

あとはスカパーね。でかかった。試合中継はともかく、それ以外の雑談番組が濃かった。深夜にワールドカップジャーナルてのがあって、サッカー好きなおっさん数人が思ったことを2時間延々としゃべったり、FAX送った奴に突然生電話したり、素っ気ないジャーナリスト番組だが、そのだらだら感が心地よかった。例えるなら「プロ野球ニュース」の題材がサッカーになった感じ。サッカー情報番組は色々あっても、こういうの今のところないのよね。逆に言えばそれだけ野球は日本に根付いてる、てことか。推定視聴者が極少数であることが影響してか、本音が多かったし青嶋「韓国、感じ悪いです」発言もこの番組ではきちんと取り上げたり(青嶋に生電話)、閉会式のどうでもいい御輿を罵倒したり、おもろかった。この番組だけはWC終わってもサッカー雑談番組として残ってほしいな。

今ワールドカップ大会でわかったこと

・お祭りはやっぱ苦手
・結構な数のサッカーの試合を1ヶ月、毎日一試合は見た→飽きないどころかおもろい→サッカー好きなんだろう
・日本代表を応援しているわけではなかったことが判明
・つうかトルコサッカー好き
・雑談番組があればいいな
・韓国人という総体は気持ち悪いパワーを持っているみたいです
・テーハミング

最後によくある、俺ベストメンバー(優勝したブラジルの3−5−2で)

GK リュシュトゥ (カーンよりやっぱこっちだ)

DF ファーディナンド・キャンベル・ルシオ (若干プレミア寄り)

MF トゥガイ・スコールズ・シュナイダー・ヴィルモッツ・リバウド (2ボランチ+両ウィング+1ゲームメーカー。フリーキックにシュナイダー。)

FW ディウフ・ロナウド (MF構成からして、ポストプレイよりも速攻型の二人で。)