<%@page import="java.sql.*"%> <%@page import="atmarkit.MyDBAccess"%> <%@page contentType="text/html;charset=EUC-JP"%> CCCDで行こう!
CCCDで行こう!

掲示板で教えてもらった野坂昭如のライブアルバムを買おうかなと、今日の帰り道、目黒駅の新星堂によってみた。しかしこの程度の規模ではインディーズコーナーが狭くてさすがに野坂昭如は扱っていない。しょうがないので代わりに鳥肌実「鳥肌黙示録」を買う。で、ついでに井上陽水の「Blue Selection」と椎名林檎の「加爾基 精液 栗ノ花」も買って帰ってきた。

ここまで書いたらおわかりかと思うが、今日の主役はCDもどきの例のアルバムだ。掲示板ではあいつ扱いされていた彼女のアルバム、CCCDだし、プロモーションもちょっとやらしいし(エロって言う意味ではなくてね)、買わないでおこうかなと思っていたのだが、ネットから落として視聴してみると(これができている時点でCCCDの意味が全くないのだが)結構気に入った曲があったので買ってみることにした。

で、やってみることと言えばもちろんmp3エンコードだ。俺は普段CDを全部PowerBookに取り込み、家ではiTunesで、外出時はiPodで曲を聴いている。mp3エンコードができるかどうかは音楽生活にとって重要な問題だ(まあ今回は事前にネットから落としているので最悪エンコードできなくても大丈夫。この板を買ったのはその保証ができたからと言うのもある)。まずは普段通り、iTunesで取り込むことにした。

PowerBookに板を突っ込むと、あっさり認識。CDの再生も通常通りできた。ここまでは全く問題なし。次にいよいよ取り込みだ。ぽちっとボタンをクリックし、しばらく待つ。順調だ。なーんだ、CCCDなんてちっとも怖くないや、と思った矢先、取り込みが止まった。ちょうどリンク先に表示されている曲でエンコードが止まる。しばらく待つとエンコード処理が再開してそのまま正常に完了するのだが、問題のこの曲は9秒しかエンコードできなかった。
エンコード大作戦その一、敗れる。
ちなみにマシン名はPowerBookG4 550MHz(M8362J/A)。内蔵のDVD-ROMドライブは松下のSR-8187というドライブらしい(Appleシステム・プロフィールで確認)。

すんなり成功すると思ったMacでのエンコードが失敗したため、こりゃ大変とばたばたWindowsでのエンコード環境を整える。Windowsでのエンコードは久しぶりなので今の流行りは知らない。よってかつての黄金コンビ、CD2WAV32&午後のこ〜だを使う。

まずはメインマシンにてエンコード。以前のbitchの記事ではドライブが肝らしいのだが、このマシンのドライブはPioneerのDVR-A05-J。たぶん今最も有名なDVD-R/RWドライブだ。変な板のせいで壊れたらいやだなあと思いながらエンコード開始。
結果、あっさり成功。さっき引っかかった曲もしっかりエンコードできていた。曲を聴いても、俺が聞く限りノイズは載っていない(曲自体がノイジーなのでわかりづらいが)。ばっちりだね。さすが高価なドライブ。

もうここで終わらせても良かったのだが、せっかくだからサブマシンのPC-98で使っているドライブでも取り込んでみることにする。こちらのマシンはALL SCSI化しているため、搭載しているCD-R/RWドライブも今時珍しいSCSI接続のもの。IO-DATAのCDRW-RB6426Dと言うやつで、中身はRICOHのRW7060Sだそうだ。ついでにSCSIボードはPC-98ユーザ御用達の玄人志向Chanpon3。
で、これでもあっさり成功。やっぱりノイズも載ってない。なんだかねー。

と言うわけで、今回の作戦は勝利!2勝1敗だしね。bitchの戦績よりはるかに良い。

それにしても意味ねープロテクトだなー。誰でもわかっていることだが一応書いておく。正規に板を買った俺がこれだけ苦労した(いや、あまり苦労していないけど)にもかかわらず、ネット上では簡単に曲が入手できる。買った人間だけ不利益を被るなんてとんだお笑いぐさだ。プロテクトと不正コピーのいたちごっこは、PCの世界ではPC登場からずっと、20年以上続いているが、音楽業界ではこれからが本番。今後プロテクトがエスカレートしていくのは目に見えているし(奴らにとって音楽は文化じゃなくて産業だからね)、良い世の中だね、ホントに。