世の中の流れについていく

 この10日ほど、ここには何も書かなかった。別に忙しかったわけではなく、単なるやる気の問題で。

 まあ私がそんな状態でも世の中というものは進んでいくもので、この一週間を振り返ってもいろいろとニュースが飛び込んできた。そこで忘れないうちにちょっとメモ。

1,貴乃花引退

 特番を見ていて改めて思ったが、生まれたときからずっと注目され続けるというのはどんなもんなのだろうか。ちょっと凡人には想像もつかない。それにしても一番強いときが一番人気がなかったな。まあそんなもんか。小錦も曙もそうだったし。

 しかし、今場所はとにかく延命させようとする協会側と(明らかな負け相撲に物言いをつけたりとか)もうやめたがっていて最終的には自殺的な再出場までした貴乃花との攻防が俺のような素人にまではっきりとわかって見ていて楽しかった。なんて事を平気で書ける私は底意地の悪い人間ですわ。はい。

2,堤さやか引退

 個人的にはこっちの方がインパクトがでかかったりする。理由はよく知らないが、親友の桃井望の死も関係しているのかねえ。で、桃井望の話になってしまうが、死後、全国ネットで「職業:ビデオ女優」という枕詞とともに本名ががんがん流れていたのを見てもののあはれを感じた(意味不明)。

3,コンパイル解散

 うーん、どうも情報ソースが中国新聞だけみたいで、後追いもないのでかなりガセっぽいんだが、もうぷよぷよもないし(版権は今はセガが持ってるんだっけ?)、時間の問題かも。どうでも良いことだが、「コンパイルのゲーム」といって思い出すのは何故かやったこともない「魔道物語1-2-3」だったりする。Lotus1-2-3全盛時代だったんだよね。あのころは。あ、ついでに、やったことのあるゲームで一番好きだったのは「筋肉で遊ぼう」という、マッチョをマウスでクリックして遊ぶミニゲーム。

4,「モーニング娘。」新メンバー決定

 えー、一言で言えば、ヤンキー(名前がパチモン)と音痴に注目、かな(すごい偏見)。音痴の方は、地元新聞に一面トップで中学校名が晒されていた。地方紙ってすごいね。

実は初めてオーディション特番を見たのだが(ASAYAN時代も決定の時は見たことなかった)、藤本美貴のやる気のなさ、候補者全員が合格という茶番っぷり、なにより司会が徳光、というところで、俺的にはかなりポイントの高い放送だった。最高。

5,少年ジャンプ編集長急死

 別にジャンプ自体には思い入れはないのだが、その急死っぷりがすごいなあと思って取り上げた。これぞザ・急死だよなあ。まあ死に様から言えばAir DO創設者の腹上死には負けるが。

メモ終わり。まあそんなわけで、今月の給料も出たことだし、これから遊びに行ってくるかな。何故か国立に。

(追記)
 重要なニュースを書き忘れていたので追加。

ドクター中松第四世代携帯発明

 上から来るぞ!気をつけろ!(取り乱してます)
 氏の偉大さを目の当たりにすると、自分がいかに小さい人間かを思い知らされます。

部屋整理で見つけたへんなもの



















今はもう無いのかもしれんが、かつてちびっ子にとってこの「ケイブンシャの大百科」シリーズはマストアイテムだったように思う。このほかにも探せば後数冊発見できるかもしれないが、とりあえずこれ。



「これ一冊でキミは学校一のプロレス通」

キャッチがイカスね。



内容はもう、とんでもなくおもろい。「ガキだから別に適当に書いてもわからんだろ」ぐらいのスタンスで説明文が書いてあるので、とてもおもしろい。



ただ、「200人の人気レスラー名鑑」「日本人レスラー全収録」のコピーはダテではなく、当時のメインエベンターからはじっこのはじっこのはじのレスラーまで網羅しており、つうか網羅しすぎて覆面レスラーの本名までしっかり書いてるのはちびっ子マストとは言えあなどれん。



ついでに「ケイブンシャの大百科」コンプリートサイトかなんかないかとてきとうに検索してみたけど、ばらばらに紹介してあるところが多く現在のところないようです。

つうかぶっ潰れてたよ勁文社。

http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/874.html

今のにこぷんにも当然のように人形キャラクターがいるんだろうが、俺世代はこれ。



「じゃじゃまるー ぴっころー ぽ~ろり~」

声に出して読みたい日本語だ。

その3匹か人かわからんけど、それらをモチーフにしたダルマ落とし。「ぴっころおとし」の字がなんだかかなしい。
これはよくわからない。察するに「サントリー オレンジエード」という商品のおまけかプレゼントなんだろうが、定かではない。



一応調べた。

google

「サントリー オレンジエード」で14件ヒット。有力情報なし。



ヤフオク

http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b29658169

同じシリーズのジャイアンツ版みたい



http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/50250261

いっぱいある



裏に球団の説明文がある。

オリジナル画像(巨大)



西武の優勝回数が5回らしいから、黄金時代の前だな。

荒れた唇とリップスティック

 風邪がなかなか治らない。まあ先週から引いているくせに無理して大学のサークルに遊びに行ったりするのが悪いんだろうな。鼻水は何とか治まったのだが、唇がひどく荒れてしまっていて、口を開けるのも痛いという始末。当然仕事にも身が入らない(別に何もなくても身は入っていないが)。という訳なので、会社帰りにリップスティックでも買うことにした。

 目黒で「BSD magazine(ASCII刊)」と「プロ野球ドラフト全史(ベースボール・マガジン社刊)」を買ってから家路につき、リップスティックは自宅最寄り駅のドラッグストアで買うことにした。店について商品を探すと、そこには似たような商品が二つ。勘の良い方はおわかりだと思うが、あったのは「メンソレータム薬用リップスティック(ロート製薬)」と「メンターム薬用スティック(近江兄弟社)」。ちなみに値段は前者が約300円、後者が約250円。皆様ならどちらを選ぶだろうか。私はこれまでメンソレータムユーザーだったのだが、今回はメンタームを買うことにした。それには安かったと言うこと以外にも一応理由がある。

 元々、メンソレータムはアメリカ人のウィリアム・メレル・ヴォーリズが、日本での布教活動のための資金作りとして1905年にアメリカのメンソレータム社から販売権を取得し、販売を始めたのが日本での販売のルーツだそうだ。このときに設立したのが近江兄弟社という会社である(設立は1920年)。ちなみに近江兄弟社の社名は、所在地の近江八幡市と「人類皆兄弟」のキリスト教精神を表すもので、べつに近江さんという兄弟がいたわけではない。

 というわけで、元々メンソレータムは近江兄弟社の商品だったのだが、1964年に創設者のヴォーリズが死去した後経営が悪化し、1974年に倒産してしまう。この際、近江兄弟社はメンソレータムの販売権を返上し、リトルナース(メンソレータムのふたに書いてあるあれね)の商標も売ってしまう。その結果、翌75年にロート製薬がメンソレータム社から販売権を取得、ついでにリトルナースの商標も手に入れてメンソレータムの日本での販売を開始し、現在に至っているのだそうだ。

 そんな悲運の近江兄弟社だが、その後再建を図り、大鵬薬品の資本参加などで見事に復活する。その鍵となったのが、かつてメンソレータムをライセンス生産していた工場を利用して生産した商品、「メンターム」である。こうして、ドラッグストアには今でもほとんど同じような商品が二つ並んでいるのである。ちなみにメンタームのシンボルマークは「メンタームキッド」と言うんだと。

 ちなみにメンソレータムの元祖である米国メンソレータム社だが、88年6月にロート製薬に買収されてしまった。と言うわけで、現在メンソレータムは名実ともにロート製薬のものである。

 ちなみに創設者のヴォーリズという人は建築家としても有名で、各地にヴォーリズ設計の有名建築が存在している。また教育にも熱心で(元々英語教師だし)、近江兄弟社学園も設立している。近江兄弟社高校は甲子園にも出場しているね(1993年夏)。企業の名前が付いた珍しい高校だと言うことで当時話題になったことを俺も覚えている。それにしても多才な人ですな。

 というわけで、こんな近江兄弟社の心意気をかって商品を買ったというわけだ。早速唇に塗ったらすっと痛みが引いた。いや助かった。ちなみに上記を調べるのに使ったサイトの一部がこれ(直リン御免)。このほかにも「メンソレータム 近江兄弟社」でぐぐると一杯出てくるが、細かい部分の記述は一致していない部分も多い(近江兄弟社の公式サイトですら)。そのため上の歴史も間違っている部分が入っている可能性があるので、使うのなら慎重に使ってくれ。

http://www.dik.co.jp/seken/GOGEN/oro.htm

http://www.maboroshi-ch.com/sun/pharmacy.htm

http://www2.plala.or.jp/happy100/zatsugaku/littlenurse/littlenurse.html

天の声、人の語

朝日新聞という新聞がある。私が何となーく、あくまでも何となーく、購読している新聞だ。実家も朝日だったし、勧誘員の、こっちの態度次第では多分恐い人に豹変すると思われるおじさんが洗剤とかくれたし。ところで「豹変」って「ひょうへん」って読むんだね。今までずっと「びょうへん」だと思ってたよ。今も「病変」としか変換してくれなく、きれそうになったよ。もしかしてみんな、私が勘違いしてることに気づいてた?心の中で「ぷっ」とか言って馬鹿にしてた?キャー恥ずかし!でもそんなお前らも相当性格悪いぞ。全く。

…話をもとに戻そう。そう、朝日新聞。ちなみに大学時代、同じハゲ先生のゼミに所属していたKという友人は読売の記者をやってるのだが、ごめんな、K。まあ、話を聞くとそいつはひどくこき使われているようなので、私がライバル会社の朝日新聞を購読するのは、読売新聞社の劣悪な労働環境に抗議する意味もこめられてるのである。嘘だけど。

その朝日新聞に「天声人語」というコラムがある。朝日のアイデンティティのひとつであると言っていいだろう。もちろん他誌にも似たようなコンセプトのコラムはある。読売新聞には「編集手帳」が、日経には「春秋」が、静岡新聞には「大自在」が、といった具合に。だが歴史と由緒という点において、あの手の新聞コラムといえばやはり「天声人語」なのだ。高校時代、週1回新聞のコラムをノートに書き写すという意味不明な課題を現代国語の先生に課せられたことがあるが、思えばその時もそいつが推奨していたのが「天声人語」だった。本屋で「天声人語」の単行本を見たこともあるし。

では朝日新聞を購読している私は「天声人語」を読んでるのだろうか?ん・・・まあ、読んでる・・・かな?でも正直「これ書いてるやつ寒いな」とか思いながら読んでます。今朝も何か紛糾している道路公団の話を大岡越前の裁定に例えてて、もうお前はアホか、っつう話ですよ。ただ、まあ、あのコラムを書いてるやつは客観的に見れば結構な社会的地位にいるだろうし、そういう人を私のようなちんかす男が否定するのも何なので、世代の違いということにしとこうか。どうせ書いてるやつは50代とか60代でしょ?こっちはピッチピチの24歳、感性があうわけがない。私が女子高生に早川義夫を聴かせても「キショい」の一言で片づけられてしまうのと一緒である。世代は関係ないか、その場合。

しかし、だ。私はいつから「社会的地位」とかそういうことを気にする人間になったのだろうか。寒いものは寒いのであって、書いてる本人は気の利いたことを言ってるつもりなのがさらに寒さを増幅させてると、はっきり言うべきじゃないのか?いやいや、それをしないのが大人というものですから。

包囲攻撃

人類の歴史は戦争の歴史であるが、それを包囲攻撃の変化から見るとおもしろい。

そもそも単なる縄張り争いであった人と人の戦いが、居を構えそれが発展し、城と城(実際には人と城)の争いへと変化していった。これが包囲攻撃用兵器の登場の序である。

初期の包囲攻撃用兵器は、そういった人と城の争いで人の攻撃をサポートする役目であった。それは城側の兵士を投擲で牽制したり城を攻める兵士を遠目から攻撃するためである。

そして城や砦が強固なものとなり、最早人に破れなくなった時には包囲攻撃用兵器と城の城壁の厚さの戦いと変化する。この段階ではこれまで圧倒的に有利であった城側の兵士も包囲攻撃用兵器の進化でその優位性もなくなった。たとえば弩や梯子車の登場である。

この頃の包囲攻撃用兵器は、主に てこの原理や張力を利用したエネルギーの反動を用いた投擲兵器であった。

次に10世紀ごろ火薬が登場しこれを利用した包囲攻撃用兵器が生み出された。後の大砲である。初期の大砲は命中率も射程距離も投擲兵器に及ばず、どちらかといえば威嚇目的の武器であり、16世紀頃まで主流は未だ投擲兵器だった。

大砲が攻城戦の主役となった近世頃、城や砦もこれまでのような城壁重視から変化せざるを得なくなった。この頃の大砲の命中率や破壊力を考慮すると城壁自体は最早意味をなさず、それ以上にどれほど敵に対し大砲攻撃ができるかが重要となったのである。これにより城の形態も高く厚くから低く多くへ変化していった。

そして19世紀から20世紀初頭、主役となったのは戦車である。戦車は城壁の重厚さと大砲の攻撃力を併せ持った包囲攻撃用兵器として一気に普及した。このため戦争の形態も城での攻防より地上戦でどれほど優位に立ったかが戦局を左右する要因となった。地上戦における砦はこれまでのような城壁型ではなく、地上戦の塹壕型へと変化していったのである。

現代ではGPSを利用した巡航ミサイルが包囲攻撃用兵器の流れをくんでいるとされるが、これはあまりにも射程距離や命中率が高精度であるから、保有による威嚇の側面が強い。

このように包囲攻撃用兵器の歴史は

投擲兵器→大砲→戦車→巡航ミサイル→かぼちゃ投げ選手権

戦争形態の歴史は

人と人→人と城→道具と城→道具と道具→道具による威嚇

へと変化していった。これは他の兵器についても言えるのかもしれないが、包囲攻撃用兵器はいつの時代も戦いにおける主要な武器として活躍したのであるから、その変化とともに考察してみるのもおもしろいのである。

TUTAYAレンタル

 ビデオ&DVD(ともに旧作)が1本につき100円で借りられる!

          ★2002/11/30(土)~12/1(日)★

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こういうメールがきたのでたぶん数十本借ります。

とりあえず楽しいムーミン一家全巻借りれることを信じています。

そしてたぶん2週間後ぐらいに大量に映画コンテンツが増えることが考えられます。

あと、名無しの方々へ。なにかおすすめ映画あれば教えてください。