「見た映画については必ず感想を書く」という俺ルールについてのこれまでを振り返る話その4。
なんかとことんやってやろうという気になってきた。そろそろ本題に入った方が良い気がするが、その前に、感想のフォーマットについてこれまで一切触れてこなかったので一応書いておこう。
・タイトル/日付
タイトルと日付はそのままで、タイトル横の☆や★は評価ポイントだ。そのすぐ下、本文一行目の太字になっている部分が映画のあらすじである。タイトルは原則として邦題に準拠している。日付は「公開日」ではなく「俺が見た日」である。
・評価ポイント
評価ポイントは、★★★★★が最大点で、☆☆☆☆☆が最低点の原則5段階評価にしている。縦に並べたときの見やすさを考えて、+ポイントを★、ポイントなしを☆にした。評価の基準だが、
★★★★★ | 面白い。最高。時間を忘れる。クセはあるが俺に合ってる。 |
★★★★☆ | 完成度が高い。面白いがオチが弱い。何か引っかかる。ハリウッド優等作。 |
★★★☆☆ | 無難。つまんなくないが面白くもない。万人受け。ハリウッド大作。 |
★★☆☆☆ | ”なんか”つまんない。御都合が気にかかる。 |
★☆☆☆☆ | つまんない。クセがあり俺には合わない。気持ち悪い。 |
☆☆☆☆☆ | うんこ。例外。評価不能。 |
と、多少のブレはあるが大体こういう感じである。例外的に、B級映画と純粋なコメディは★3で最高評価となる。次にインデックスリストを適当なGREPツールで検索し、それぞれの割合を出してみた。
評価 | 数 | 割合 | 近似評価の割合 |
★★★★★ | 105 | 19.9 | 55.5 |
★★★★☆ | 188 | 35.6 | |
★★★☆☆ | 142 | 26.8 | 35.3 |
★★☆☆☆ | 45 | 8.5 | |
★☆☆☆☆ | 34 | 6.4 | 9.2 |
☆☆☆☆☆ | 15 | 2.8 | |
合計 | 529 | 100 | 100 |
評価を付けていないものや、関連ファイルがあるのでフォルダのファイル数と評価合計数とは若干(でもないが)異なる。こうみると、やはり自然と評価は高い方に寄っていく傾向にある。それもそうで、何も誰かに強制されたり完全無作為で見る映画を選んでいるわけではなく、パッケージやタイトルで「面白そうだ」と思ったのだから、まあこの数字は当たり前ちゃあ当たり前だ。
15あった☆☆☆☆☆は以下の通り(タイトルのみ)。
小人の饗宴
アメリカン・クライム
LAST PRINCESS
アイ・アム・レジェンド
ワールド・トレード・センター
ALWAYS 3丁目の夕日
残虐全裸女収容所
PRIMER
オープン・ウォーター
ディープ・コア2002
パッション
あずみ
ジーパーズ・クリーパーズ
けものがれ、俺らの猿と
AVARON
このうち評価不能(小人の饗宴、アメリカン・クライム、パッション)を除いた12本は、掛け値無しに俺的クソ映画である。中でも、「ALWAYS 3丁目の夕日」は世間様とのあまりな乖離ぶりに愕然とさせられ、「ディープ・コア2002」は誰にも通ずるであろうクソぶりだったのを、よく記憶している2本だ。
・あらすじ
あらすじはどこかから拝借するのではなく、見終わった後ストーリーを大雑把にまとめる感じで構成している。たまにあらすじでなくイメージ表現の場合もある。最初の頃は結構マジメに、登場人物の名前もキッチリフォローして、あらすじ的なあらすじを書いていた。それが段々簡略化され、名前も忘れたら「なんとか」「○○」で済ませ、やがて「一行勝負」の俺ルールが確立された。例えばアップロードされてる分で一番古い(記憶のみは無視)ジャッキー・ブラウンのあらすじは
銃の密売屋であるオデールの周りには愛人の女、相棒、そして現金の運び屋のジャッキーがいる。そのジャッキーが現金運びの途中に捕まってしまう。自分の事をあれこれチクられることを恐れたオデールは、保釈金融業者をつかってジャッキーを助け出す。そしてジャッキーとオデールは、彼の全財産50万ドルを運び出すためにある計画をブチ立てるのだが・・・。
タランティーノの映画はストーリーが複雑なので、あらすじとしてはこれくらいあってもいいかもしれない。これがキル・ビルになると
結婚式で親族を惨殺された嫁が復讐の旅に出る話。
とこのように変わった。「~~話。」でなるべく終わらせるのも俺ルールだ。
以上が感想フォーマットとなっている。PART4にしてようやく外堀を埋められた。PART5ではなんとか、本来の目的である「感想の感想」について振り返りたいところだが、どうなるかは書いたときのノリによるので、そこんとこは俺にもようわからん。