予想まとめ

注目チームを書きながら気付いたことは、どこのチームでもなにかしら不安な点があるということ。本大会前の親善試合はナーバスになるだろうし、あまり参考にならないとは言え、マッチメイクに各国の思惑が垣間見える。
過去の実績や現在のコンディションなど少ない情報の中でなんとか予想をするので、それぞれのストロング・ポイントとウィーク・ポイントを両天秤にして、相対的な優勝候補を絞っていくようにした。そのなかで、最も不安が少ないチームがやはりブラジルだった。ウィーク・ポイントは超攻撃的布陣の弊害とも言える守備の不安なんだが、それを十分補える攻撃力が今大会のブラジルにはある。
次点はイングランド。こちらはブラジルと対照的に、バックアップも含めて守備陣が強固である反面、オーウェン・ルーニーの怪我で攻撃のストロング・ポイントを失ってしまった。もちろんジェラード・ランパードはパーフェクトなCHだが、やはりFWの替えはきかない。
でアルゼンチン。代表メンバーが発表されるまでは、正直優勝候補ナンバー1だった。が書いたとおり、人選になにか得体の知れない大人の事情を感じてしまう。しかしなんと、ここにきてメッシ復活。期待は持てる。
最後にやはり外せないのは、開催国のドイツだ。単純にチーム構成だけ見れば難しいし、最早ドイツ国民さえ見放し気味、GL突破できればそれでいいよと言ってはいるが、逆に突破したらしたでかなり盛り上がると思う。ブンデス・リーガの最近の盛況ぶり(確か観客動員総数は世界一)と、客席とピッチが近く一体感の持てる立派なスタジアム、前回大会の韓国ベスト4の要因が、審判のテンパリも含めて「ホームの雰囲気」だったことを忘れてはいけない。
◎ブラジル
○イングランド
△アルゼンチン
▲ドイツ

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