Software Design 1995年7月号

特集は「1995 PC UNIX白書」。当時のPC UNIX総ザラ絵といった特集だ。トップはいつの間にかここまでバージョンが上がっていたSolaris 2.4 for x86。その他おなじみのNEXTSTEP、UnixWareなどが続く。Linuxについては特集2つ目の記事でまるまる取り上げられており、当時から勢いの違いを感じさせる。あとはNetBSDとFreeBSDが一緒に紹介され、その次は当時の日本の状況を反映してPC-98上で動くPC UNIXたち。特に以前の号でも頻繁に取り上げられていたPANIXが詳しく取り上げられている。最後はMac。今のMacはUNIXそのもの(ここでのNEXTSTEPの子孫)だが、当時は何種類かMac上で動くPC UNIXがリリースされていたようだ。筆者も後年NetBSDをQuadra 700に入れて遊んでいた記憶がある。

特別企画は「インターネット情報発信術」というお題で、PC上で構築するWWWサーバや当時のプロバイダ事情について取り上げられている。Windows 3.1上のwebサーバなんて恐ろしく不安定そうだ。。。

短期連載「SAMBAで作るUNIX+PCネットワーク」。SAMBA(今だとSambaのほうがしっくり来る…)は言わずとしれたUNIXでWindowsファイルサーバ(SMB)を実現するフリーソフトウェア。この頃からあったんだ。

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