特集は「ルーキーに贈る!UNIXプログラマ入門」。今でもよく見る新人社会人向けの記事の走りと言っていいのかな?ツールがC、環境がX-Windowというところが歴史を感じるが、マルチタスクの基礎とかは今でも身につけるべき知識かな。
特別企画として「PC UNIXの現在 ’93春」という特集もある。386BSD、Linux、UnixWare、BSD/386、MachTen2.1がそれぞれ取り上げられている。以前の特集よりもLinuxがフィーチャーされ始めた感じがする。90年代後半のLinuxブームまでの記事の扱いについてはこれからも注目したいところ。あと個人的に気になったのは京大マイコンクラブ訪問の記事。当時X68000ユーザーの高校生だった筆者からするとあこがれの場所だった。今はどうなっているんだろう。