Software Design 1992年7月号

本号の特集は「UNIXの表計算ソフトウェアの魅力」。この当時の特集は、UNIX機ワークステーションを次世代PCとして利用しようというものが多かった気がする。すでになくなっているものばかりだけど、知っているのはLotus1-2-3(のSPARK版)とアシストカルク(レビューしているのはアシストカルクGOLDというエディション)くらいかな。この記事で初めて、アシストカルクがアシスト社の開発ではなくて米国製ソフト「20/20」のローカライズだということを知った。へー、と朝の通勤電車で読みながら思っていると、会社でもちょうどその話題が出てびっくり(2020年と引っ掛けての話題だった)。自分の中でだけタイムリー。

もう一つの特別企画は「Xターミナル活用法」。いわゆるX端末ですな。今だとWindowsマシンのXサーバソフト(XmingとかMobaXtermとか)使う話になると思うけど、当時は専用のX端末がありましたな。大学の情報処理センターにもあったな(20年前の話)。

新連載が始まった。「OSF/1プログラミング入門」。記事の中でおおっと思ったのが「ファイルシステムとLVM」という節。LVMってこの頃出てきたのね。意外と古いんだ。

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