殺人指名手配中のさそりが逃げ回る話。
「女囚さそり」シリーズ三作目。映画が始まってわずか2分、オープニングクレジット前に、刑事の片腕が庖丁でぶった斬られ!、その腕に手錠で繋がれたさそりが、斬った腕をブラブラさせたまま東京市街地をウロウロするという、おなじみのハイテンションぶりでいきなり度肝抜かれる。ただしもう三作目、”さそり慣れ”しているのでこの程度では物足りない。「おお、今作もこの路線で行くんだな!」みたいな、逆にこちらの期待感が増幅されるプラス材料に働く。片腕がぶった斬られるような、フィクションと分かっていても目を背けたくなるようなシーンが、むしろ好意を持って受け入れられるのが「女囚さそり」シリーズである。
前作までは基本的に女囚としての話で、女性刑務所の内側での出来事だったのが、本作は脱獄後一般社会に身を潜めるさそりの姿を描いている。そのため刑務所と違って街には(特に都会には)エロがはびこっているので、グロ要素よりエロ要素の方が強くなっている。刑務所内では強姦ワンパターンだったのが、売春・近親相姦・マッチ売り・堕胎など、今回はコッチ方面でやりたい放題やっている。
それにより、同じシリーズでも映画全体の雰囲気が微妙に変化した。グロの場合、殺し方や死に方で派手に見せることにより”陽”の要素もあったんだが、エロの場合、そもそも秘め事と形容するような性質のものであり、かつそれに輪をかけてアブノーマルな状況を扱っているので”陽”の要素は全く無い。今回の「女囚さそり」は激しく陰鬱である。同じ劇薬でもアッパー系のヒロポンがダウナー系のヘロインに変わった感じだ。
常に追われているという感覚もあり、緊張感を維持しているさそりの表情が素晴らしい。弛緩しているシーンはほとんどなく、唯一心を許したユキや堕胎施術の上放置されて死んでしまった女の復讐を決意する後半からは、積極的に動いて女アサシンのような雰囲気も醸し出しまた魅力増幅、ラストすべてまとめてケリをつけるシーンは前衛的でもあり、多様な印象が楽しめる作品だった。
これでも前作から8ヶ月後だからなあ。昔のアクション映画すげえ。
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