先日、OSのアップデートをしたと書いたばかりだったが、その直後にマシン自体を入れ替えることとした。
理由は3つ。
まず1つ目。サーバに使えそうな適当なPCが余っていたこと。
このPCは以前ActiveDirectoryの学習用にWindows Server 2003を導入し、常時稼動時の騒音を抑えるためにCPUクーラーの入れ替えも施して1年ほど常時稼動させていた。その後、Active Directoryの学習も一通り終え、サーバの管理も煩雑となったためにサーバ運用は止め、Windows XPに入れ替えてクライアントマシンとしていたが、iMacをメインに使っており、Windowsマシンも他にノートPCがあるために有効利用されていなかった。
2つ目。FreeBSDをWebサーバ以外の用途にも使用したくなったため。
これまでのマシンはWebサーバ等で精一杯の非力なマシンであり(静音化のためVIA Edenのファンレスマシンにしていた)、デスクトップ環境の構築はきつかった。特にFreeBSDの場合、アプリケーションをPortsからインストールすることがほとんどであり、バイナリパッケージのインストールとは比較にならないほどマシンパワーが必要となるため、まともにデスクトップ環境を整えるにはもう少し強力なマシンが必要だった。
そして3つ目。Stableを追いかける運用に限界があったため。
前回のエントリでも書いたように、これまでのマシンではStableを追いかける運用にしていたのだが、アップグレードが面倒でなかなか手をつけていなかった。この場合、セキュリティパッチ当ても遅れてしまう恐れがあるため、基本的にRELEASEで運用し、パッチもしくはアップデートはFreeBSD Updateを使用するように運用を変更することとした。そのためにはOSを7.0-RELEASEまで戻す必要があるため、別のPCに新規インストールするのにちょうどよいタイミングだった。
というわけでマシンの入れ替えは完了した。Webの表示も体感で速くなったので、新マシンの効果はあったと思う。ただ、このマシンでもGNOMEをまともにPortsから入れたら丸1日かかってしまった。これまでより早いとは言え3年前のPC(しかも安物)なので仕方ないか。