TOBACCO ROAD

8強が決まるぞ。

ユベントス VS デポルティーボ (1st-leg 0 – 1)

1st-legホームでデポルが圧倒的に試合を支配し、また勝利したことでかなり有利になった。いかにユベントスが強豪とはいってもこういうでかい試合で手堅く引き分けられるデポルティーボに、中盤がわけわかんないことになってるユベントスは相当苦しむはず。バルサ・バレンシアに連敗したとは言えスイッチ切り替えてくるだろう。キーはマウロ・シウバとセルヒオがどれくらいできるか。てことでデポル勝ち抜け。

チェルシー VS シュトゥットガルト (1st-leg 1 – 0)

枠内シュートゼロでも相手OGでアウェイ勝利を得たことで、戦いは楽になったが今のチェルシーにアドバンテージはない。基本的にはやられっぱなしの1st-legを見るにシュツットガルトにも勝機はありそう。ただFAカップもプレミアも夢潰えたチェルシーに最後のチャンスを、アブラモビッチがブチ切れて油をそこら中にばらまくぞ、てことでチェルシー勝ち抜け。

マンチェスターU VS ポルト (1st-leg 1 – 2)

アウェイで1ゴール取っているので、1-0でもユナイテッドは勝ち抜けられる。ただ、リオもシルベストル(?)もキーンもいないとなると、ディフェンスどうするのと。とくに空中戦では負けまくり、不安定この上ない。がオールドトラッフォードでユナイテッドが一点取ることは、いかにチーム状態がズンドコとはいえやれるはず。キーはブラウン、オシェイあたりか。てことでユナイテッド勝ち抜け。

リヨン VS レアルソシエダ (1st-leg 1 – 0)

かわいそうなシュレルのOGでアウェイ先勝されたソシエダは厳しい状態だが、去年のような超攻撃的サイドアタックを見せて欲しい。キーはコバセビッチとシャビアロンソ。希望も含めてここは是非、ソシエダ勝ち抜け。

レアルマドリード VS バイエルンミュンヘン (1st-leg 1 – 1)

ホームでポロリもあるよ、ゴリラがアウェイゴールを許したバイエルンは点を取りに行くしかない。一方マドリーも元々攻撃重視だしホームゲーム、ここはがっつりした試合になりそう。ここのキーはズバリ、ゼ・ロベルト。リザラズが恐らくいない分左サイドの支配者となれるかどうか。うーーーん、、、やっぱアウェイゴールはでかい、てことでマドリー勝ち抜け!。

アーセナル VS セルタ (1st-leg 3 – 2)

アウェイで3点も取ってしかも勝っちまったとなればもう言うことない。このままチーム状態が崩れずうまいこといってくれたら・・・いやでもやっぱベスト8で御の字と考えねばなるまいな。この際主力休んで大先生とレジェスのコンビが見たい。当然、アーセナル勝ち抜け。

ミラン VS スパルタプラハ (1st-leg 0 – 0)

厳しいであろうミランの攻めに耐え抜いて、延長まで持ち込むとおもろいが。まあねえかな。ここはミラン堅いだろう・・・たぶんね。てことでミラン勝ち抜け。

モナコ VS ロコモティフモスクワ (1st-leg 1 – 2)

文字通りこれしかないロコモティフがホームでがっちり勝利キープ。ただユナイテッドーポルト同様、この試合1-0だとあっさりひっくりかえるというのも不安材料。じゃあどっちがまだまだ見たいか。・・・モナコ勝ち抜け。

で予想勝ち抜けチームは

デポルティーボ チェルシー マンチェスターU レアルソシエダ 

レアルマドリード アーセナル ミラン モナコ

でどうだ。

People are strange

スパルタ・プラハ 0 – 0 ACミラン

好きなチームはアーセナルだが、こういうヨーロッパのトップコンペティションでいい試合(おもしろい試合とは別)をするのは案外イタリアの強豪チームだったりする。つまりホームとアウェイで、あるいはスコア上のアドバンテージ・ビハインドで全く戦い方を変えてくるので、単純にチームのポテンシャル比べではなく、「背景を伴った一つの試合」を見た場合の印象はかなり違ってくる。さらにこれに加えて強者VS弱者の組み合わせになるとより顕著に現れるものだ。てことでこのROUND16では、当然勝つであろうアーセナル – セルタよりも気になる試合がこのスパルタプラハ-ミラン戦だった。

第一戦目はスパルタ・プラハのホーム、こうなると弱者側とは言え点を取りにくるプラハに対し、ミランがどう受けるのかがまず見るべき所だった。プラハは圧倒的弱者とは言えず、まがりなりにもROUND16進出チーム、戦う武器は持っている。右サイドのゲームメーカー・ポボルスキーを中心に、これにザレンカとトップが絡む攻撃がグループリーグでも印象的だった。

前半スパルタ・プラハはボールを奪うとまずトップに当てて、そこからの変化でとりあえずなんとかしてみる(中盤がこぼれ球を拾えたらもうけものぐらいの感じで)ダイレクトプレーを主体に、非常に明快な攻撃を繰り返す。極端な話100回同じ事をやってそのうち1回相手がミスれば、それをチャンスに出来る自信ぐらいはあったのだろう、こういう単純な決まり事をチーム一丸でやるというのが弱者の取る方法として有効だと思う。これに対しミランはその一回のミスもありえないほど、CBマルディーニとコスタクルタの跳ね返しは安定していた。加えて前半は両SBがほとんどあがらずディフェンスに専念していたようで、このロングボールに対して隙はなかった。ただ、その跳ね返りをうまくザレンカあたりが拾ってくると面白い展開になる雰囲気はあった。

後半は逆にミランの一方的な展開になる。もともとアヤックスばりの速いパスを主体とする、イタリアの中でもイタリアらしくない試合展開を好むミランだし、それを可能にするメンバーだがこの試合ではカフーとガットゥーゾのキレがよく、強力な攻撃を見せたが結局スコアレスドローで決着、次回ミランホームの試合に勝敗は委ねられた。

解説の宮内氏もかなり指摘してたがプラハのディフェンスラインがどの程度の位置取りをキープできるかで試合の流れは大きく変わった。前半のようにより高い位置をキープし、ゴールキーパーも含めたディフェンスができる時は、ボールが両チームを動き回る密度の濃い試合、一方後半押し込まれた場面ではオフサイドトラップを仕掛ける場面が多かったように、守備の方法が違ってくる。次回ミランホームではこういう展開がずっと続くのだろうが、ここでカウンター一発決まればどう転ぶかはわからない。またその一発を決めれるぐらいのゴール前までのボール運びと、チャレンジは可能であることはこの試合で見ることが出来た。UCLを知り尽くしたミランと、そういうミランに対応した戦い方を考えてきたプラハの「チームではなく試合を見る試合」を感じさせたいいゲームだった。

KillBill vol.1 ★★★★☆

結婚式で親族を惨殺された嫁が復讐の旅に出る話。
クエンティン・タランティーノ監督作品第4弾。これまでの3作で共通したのは、映画の方法としての時間ずらしと、カスがカスなりの見栄・論理で行動しているということ。そして本作は映画監督として大御所の部類に入った感のある、つまり金はあとからついてくるものとしてまず自分が作りたいものがありきである状況のタランティーノが作った映画だということだ。
それは如実に感じられる。まず日本を舞台にして「日本のやくざ映画」を作ることができる状況に持っていったこと。タランティーノが映画マニアであり、仁義なき戦いなど日本映画が大好きなのは有名だ。そしてその波及効果として日本人の俳優が多く登場し、英語が話せる感じのおもしろ日本人として千葉真一御大、深作つながりとしてGOGO、またハリウッドのアジア系俳優でコストパフォーマンス今んとこナンバーワンのルーシーリューが準主役をやっている。反面やつが出るとその映画全体が安っぽくなってしまうという悪い面も同じ。
ガンを常備しているギャングではなく日本のやくざということで、刀を使った時代劇のような映像をやりたかったのかもしれんが(クライマックスの対決では修羅雪姫のテーマ曲が流れる)、おもしろ装束のユマ・サーマンとCPルーシーリューでは殺陣の迫力は当然ないし、変な日本語が爆笑を誘うし、正直あの長い大立ち回りの意図がわかんなかった。つまりそれこそが「監督的に無理矢理でもやりたいシーンです。」の表れでもあるんだが。ただワイヤー丸わかりってのはどうなんだろう。チェックしないわけないし、ハリウッド映画のワイヤー多用に対する皮肉めいたわざとの丸出しか。あと梶芽衣子の曲が重要なシーン(クライマックスとエンディング)で用いられているのも、単にタランティーノが好きだからなんだろうなあ。「恨み節」「修羅の花」はそれぞれ梶芽衣子主演の女囚さそりシリーズと修羅雪姫シリーズで用いられた曲で、それら映画はすごくおもしろい。で曲も確かにしっくりくるんだけど、その文化を知っている日本人が見るとどうもおもしろに感じてしまう。
そう、なんつーか全体に流れるテイストは「真面目なおもしろ」ってことになる。タランティーノは日本のやくざ映画が大好きでそれをハリウッドでやろうとした場合に「カタコトの日本語を真面目に話すハリウッドスター」という形が生まれる。そしてそいつらを使い真剣な場面を作ろうとしても、日本人にとってはおもしろな感じになるんだよなあ。
途中からはなんだかSABUの映画を見ているような感覚になった。どこがどうとか正確には言えないが、それだけタランティーノが作った映画、特にレザボアとパルプは世界中に影響を及ぼしたということでもある。よってそのエッセンスを感じ取った監督の作品のような出来に皮肉にもなってしまったのは、タランティーノが作りたいものを作った結果であるという点、つまり今ある引き出しで済ませてしまったということだ。
結果的に今までの予想を超えるような範疇ではなかった。印象深かったのは「今は親指を動かす方が大事」みたいなくだりの部分だけ。そもそもこんな映画(結構ホメ言葉になるなこの場合は)で粗探しをやったり御都合を指摘するのは馬鹿げているのでやめておき、素直にタランティーノらしい映画を日本人の立場で見ておもしろがるのがよかろう。
てことで、純粋に日本を知らない人はこれをどう思うか知りたいところではある。

市井紗耶香妊娠5ヶ月

ここのところ全然書いてなかったな。

去年の暮れにバイクを買ってから、暇さえあれば近場で乗り回していたので(ついでに毎日通勤にも使ってるし)、Webをいじることなんかすっかり忘れてた。気づいたら、去年は狂ったように回っていたカウンター(トップページが1日1,000ヒットとかなっていた)も、やっとクソロボットが去ったようで普通の値に戻っているし。まあ後遺症といえば、サイトに公開しているアドレスに、スパムが山ほど来るようになったくらいなのでたいしたことはなかったが。

ところで、筆者はここの管理人3人の中で唯一「モーニング娘。」周辺を追いかけているダメ人間だが、「モー娘。」(「もーむす」って打ったらちゃんと変換されるんだな)には興味のない他の管理人も、売れていた当時は好きだったらしい市井紗耶香が妊娠・結婚だそうだ。

まあどうでもいいといえばどうでもいいのだが、自分より年下が結婚とかいうとちょっとへこむ。宇多田ヒカルの時もそうだったし。俺ももうそんな歳か。あーあ。

話は変わるが、EPSON PC-486 note AUのACアダプターを持っている人、ください。