土地の者と新参者の縄張り対決。
今OK牧場という言葉にイメージされるものといえば、真っ先にくるのは残念ながらこの映画ではなく彼である。よくわかんないが彼のフィーリングに
OK牧場!
という言葉がマッチしたのだろう、この映画とは関係なしに一人歩きしているが、その言葉の由来こそがこの映画で登場するものなんだろう。本末転倒だ。
もちろんこの映画はぼくさーボクサーなんだよねとは一切関係なくて、昔よくあった(つうか今なさすぎ)西部劇モノの中の決闘モノの傑作映画として知られている。題材的にはワイアットアープという歴史上の保安官を主人公に、彼の土地に流れ着いた荒くれ者どもを排除すると言うもの。ワイアットアープ自体は、ケビンコスナーがトップスターだった1990年代初め頃にもろそのままの名前で映画化されている。こちらも見ると楽しめるかも。
否応にも記憶に残るのがあのヘンテコな歌。馬に乗って移動するたびにせづねぇフレーズが流れるのでもう快感フレーズといった感じです。
仮にこれが西部劇ものの一応マックス近いのであれば、もう西部劇ものは見なくていい。というぐらいあんましがっつりこない映画だった正直。