仁義なき戦い 頂上決戦 ★★★★☆

広能組となんだっけか・・・、なんとか組の戦い 其の四。
やくざ映画と言えば仁義ですね。最近のやくざ映画とは違い、まずやくざ群像劇であるということでストーリーが見応えあるというのがよろしい。最近のは例えば、竹内力先生とか小沢仁志とか清水健太郎とか、とりあえずアイドルありきのやくざ映画ばっかりで、そのアイドルの視点で描かれアイドルがすべて正義であるというのが自分にとっていわゆるやくざ映画を敬遠する大きな理由であるが、このへんは趣向の問題だな。だってかっこよくないんだもん。清水健太郎のあのもみあげどうにかしてほしい。
その点、文太兄ぃの一言一言は重みが違う。広島弁で「シゴウしたれや」「~~じゃけぇのう」とか言われるとそれだけでノックアウトされます。もちろん準主役の達ちゃんとか旭とか、そのほかにも今では名の知れた役者でもその当時はコワッパであった、黒沢年男とか小林年待、そして青大将=邦衛!邦衛さえ出てればすべてがOK!邦衛最高!
ただ難点が、冒頭にそれまでのあらすじのようなことがバーっと述べられるのだけども、もちろん前作までをきちんと見ていればそれはそれで確認のためにいいんだが、当方いきなりパート4から見てしまったので互いの関係を把握するのに手間取った。結構わかりにくいのでこれはパート1から素直に見るのをおすすめします。

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