ビッグ・リボウスキ ★★★☆☆+

ロサンジェルスに住むジョン・リボウスキ。その彼はリボウスキ違いが元で、借金取りに凄まれ、絨毯に小便をされるハメに。弁済を求めるべく彼はもう一人のリボウスキ、大金持ちの方のリボウスキに会いに行った。
一通り見た感じとして、なにがなんやらどうでもいい話だったなぁと。そう、最後にカウボーイが締めているように、「あれやこれや色々おかしかっただろう?」これがすべてだと思う。
要するに「あれやこれや、色々おかしかった」だけの話なんだ、これは。特に感動するでもなく納得するでもなく、また大笑いするでもない。ただ、おかしかった。何度かくすりと笑った程度の話だ。
しかしそれこそがこの映画の楽しみ方なんだろう。一言で言えば喜劇の楽しみ方。おかしい中に哀しみがあり、この作品を見て、まぁどうでもいいじゃねぇかよこんなもん、クソったれの時間の無駄だと感じるならばそれはそれでよいと思う。今回たまたまあってないのだろう。
内容ではベトナム上がりのあのデブはかなりいい味出してるキレキャラだし、リボウスキの気違いぶりもいい。ボーリングトリップとか。このへんを受け入れられるかどうか、変に臭ぇなこの野郎と感じたらたぶんこの映画は受け付けられないだろう、自分は楽しんで観れました。
だからして、★3というのはある意味最高点だ。なんというか、おもしろくないということはないが、非常に魅力的だということもない、大爆笑だということもない、もう一度観たいかと言えばそれは違う、しかししかし、単におかしかった。その、中ぐらいの範疇で最高だと言える。中の上。そうだなぁ、+を付けとくか。

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